高校英語の基礎英文法問題です。「正解」と記したボタンの上にマウスを乗せるか、タップしてください。解答が現れます。⇒ (ブラウザでJavascriptを有効にしてください)
今日の高校英語
高校1年生(英検準2級レベル)から解くことのできる、高校英語の基礎問題です。解説の日本語訳は、理解しやすいように、なるべく直訳にしています。
問題:次のカッコ内から適切な語句を選びましょう。
時制の問題
(1) Mr. Sato [lives, has lived, lived] in Canada two years ago.
時制の問題です。最後に two years ago という時を表す句があります。~ago は、「今から~前」。 つまり、過去形とともに用います。したがって正しい答えは、 です。
日本語訳:「佐藤さんは二年前にカナダに住んでいた。」
時制の問題
(2) James [has been, had been, is] sick for three days when the doctor came.
高校英語でよく問われる時制の問題です。when the doctor came「医者が来たとき」という過去の一点を表す節があります。したがって、この時点で現在時制の選択肢は消えてしまいます。 has been, is 共に現在時制なので、 という過去完了が答えとなります。過去完了は過去時制=過去形の仲間、現在完了は現在時制=現在形の仲間、と覚えておきましょう。
日本語訳:「医者がやって来たとき、ジェームスは3日間病気だった。」
5文型の問題
(3) I found the book [easy, ease, easily]. 「私はその本が読みやすいと思った。」
5文型の問題です。高校英語だけでなく、中学英語でも出題されることがあります。 find+O+Cで「OがCだとわかる(思う)」という第5文型の文で、Cには形容詞が入ります。直訳は、「その本が易しいと思う」。したがって答えは、 になります。
ちなみに easily という副詞を選択すると、easilyが動詞のfound を修飾する第3文型(S+V+O)になり、「その本を簡単に発見した。」という意味になります。また、easeは『名詞』『動詞』として使われます。
助動詞の問題
(4) The show was very exciting. You [may, should, cannot, must] have come with me.
高校英語でよく出題される助動詞の問題です。助動詞+have+過去分詞~で、have+過去分詞~の部分が、過去の出来事を表します。
選択肢はそれぞれ、may+have+過去分詞~「~したかもしれない」, should+have+過去分詞~「~すべきだったのに」, cannot+have+過去分詞~「~したはずがない」, must+have+過去分詞~「~したにちがいない」
英文が、「そのショーはとてもわくわくした。君も私と一緒に~。」という意味なので、「来るべきだったのに」という を選びます。
受動態の問題
(5) Milk is made [into, from, of] butter.
be made of~「~(材料)から作られる」, be made from~「~(原料)から作られる」,は中学英語で学習しました。of~が「材料そのもの」の場合に、from~が「原料を加工」している場合に用いられます。
この問題は、milkが主語となっていて、「牛乳はバターになる」という訳になります。したがって答えは、 です。※ be made into~ で「~になる(~に変化する)」。"into~"は『変化した後~』を表します。
不定詞の問題
(6) He seems [to have been, to be, to was] sick then. (彼はその時病気だったようだ。)
「その時病気だったようだ」という和訳より、述語動詞"seems" よりさらに古い時制を用いなければなりません。"to+動詞の原形" を用いた場合、基本的に述語動詞と同じ時か未来の時を表します。
もちろん、toのあとは原形なので、ダイレクトに"was"という過去形を用いることはできません。この場面では、述語動詞"seems" より1つ古い時制を表す、『完了形不定詞』 が正解となります。
動名詞の問題
(7) I'm looking forward [to see, to seeing, having seen] you.
イディオムの問題です。look forward to ~ing で、「~することを楽しみにしている」。 が正しい答えです。
日本語訳:「あなたに会うことを楽しみにしている。」
分詞の問題
(8) Tom seems [to satisfy, satisfied, satisfying] with the test result.
高校英語で頻出の、分詞の叙述(補語になる)用法です。上記の文はSVCの第2文型となっていて、S(主語)=C(補語)であることから、V(seems)をbe動詞に置き換えると、[ ]の中で何を選択すればよいかわかります。
Tom is [ ] with the test result.で意味が繋がるように選択すると、 が答えとなります。
日本語訳:「トムは試験結果に満足しているようだ。」
仮定法の問題
(9) If I were a bird, I [can fly, could fly, could have flown] to you.
仮定法は"事実"と反対の"仮定"を表現するものです。事実と異なることを表現する場合、時制を通常より古くして、事実を述べている文と区別します。
この問題文では条件節に、If I were a bird, ~と、仮定法過去が用いられているので、帰結節も仮定法過去の用法を用います。
If + S + 過去形~ , S + 助動詞の過去形 + 原形… 「もしSが~ならば、Sは…だろう(できるだろう)」
したがって、 が答えとなります。
日本語訳:「もし私が鳥ならば、あなたの元に飛んでいけるのに。」※"事実"は『現在』にあるので、和訳は現在形の訳し方です。
関係詞の問題
(10) This is [that, which, what] I have wanted to buy.
高校英語でよく出題される関係代名詞の用法です。is のあとに先行詞となるべき名詞がない点に着目します。
that, which では、"the thing" などの先行詞が必要です。したがって先行詞を含む関係代名詞の、 が答えとなります。
日本語訳:「これは私が買いたかったものです。」
次のページ→英語文法問題(高校基礎)②
※スマホなどのタッチパネル上で、画面右端にボタンが来ると反応が悪くなる場合があります。そのような場合には、スマホの縦横表示を変えてタップすると、スムースに解答が表示されます。
※当ウェブサイト内の問題や解説内容に対し、電話・メール等の対応は致しかねます。
個別指導の学習塾_福山中央ゼミナール